呼和浩特での留学
|
|
呼和浩特に留学すればモンゴル文化にドップリ触れられる。こう期待すると裏切られることになります。もともと漢族の街として建設された呼和浩特は、住民の大多数を漢族が占めます。しかし、蒙古族の民族自治区ですので、町の中の看板は漢字とモンゴル文字の併記です。また、バスの車内アナウンスなども、普通話とモンゴル語両方が流れます。大学にも蒙古族の学生がいますので、呼和浩特での留学中に彼らと交流することができます。
内蒙古といえば緑の草原を想像することでしょう。呼和浩特から車で数時間も走れば草原にたどり着きます。ゲルで一泊する観光ツアーも多くあります。週末を使って、草原で満天の星空を眺める。呼和浩特への留学ではこういったほかでは得られない経験も可能です。 |
|
呼和浩特の基本知識
|
|
呼和浩特は内蒙古自治区の首府であり、同自治区の中部に位置する。呼和浩特の名はモンゴル語で「青い城」の意味。16世紀に漢人の居住地域として建設された。17世紀に入ると後金によって占領され、清の版図に入った。日中戦争後、市に昇格し、呼和浩特市となった。
呼和浩特はもともとが漢人の町として建設され、また、蒙古族は放牧による移動生活で定住の習慣がなかった。このため、現在でも呼和浩特に住むほとんどの住民は漢族である。 |
|
呼和浩特のデータ
|
|
人口:401万人(2009年)
面積:17,410平方キロ
行政区分:地級市 |
呼和浩特の気候
|
|
1月平均最低気温:-16.8度
7月平均最高気温:28.5度
年間降水量:397.9mm
年間日照時間:2,862.2時間 |
|